振り返れる日が来るなんて・・・。さーちゃんが6年生になってからは私も心配で早く終わってほしいなぁって思ってました。。だから無事に終わってとにかくほっとしています。
ぼんやり中学受験なんて言葉が浮かび始めて、そこからここまで長かったなぁと。
小学校に入ってからお試しで受けていた無料の全国統一小学生テストから中学受験や私立中進学の話がリアルに聞こえるようになって、周りでも受験を考えている人、私立中学に行った人がちらほらといて、、、
自分の子も行きたいとか言い出したりするのかなと考えて、塾の無料イベントなどに顔を出していたら、ある日やっぱり本人が入ってみたいって言って。
ある塾の体験授業やテストの問題をとても気に入って、そこの週1回の準備講座みたいなものを受けるために3年生から入塾することに。
3年生の時点では受験をするかは誰もはっきりしていなかったですが、行ってみようって。
塾はバスで駅まで行って、電車で一駅。
私が毎回送り迎えをするのは難しいので自分で行き来できることが条件でした。
最初は、帰りの電車を反対のホームで待っていて、自分の電車が来ないって電話がかかってきたり、スマホを忘れていっちゃって帰りの連絡を取り合えなかったり、、、一人でおでかけデビューの練習という感じでした。
3年のうちは2教科だったし週1回の授業も楽しくて、宿題も多くないしそんなに塾にしばられることもなかったのだけど、4年になったら4教科になるし週2回の授業と月2回テストになって。。。
5年になると更に忙しくなって週4回の授業と、毎週のテスト。
6年になると週5回の授業に毎週のテスト。更に授業の度に小テストもあったり。
娘の周りには、親が協力的で色々管理してくれている人もいたので、親が何もしてくれないことに不満をぶつけられたこともありました。けどパパは、そうしてほしいならいつでもやめてどうぞって感じで。。私が世話を焼くことも嫌がって。。
途中、本人が受験がしたいのかわからなくなったりもしたことがあったみたいなのですが、塾をやめたいとは言ったことがないのが不思議でした。
勉強について私は教えられないし、パパに聞くと今度は小学生向けには教えてくれないのであまり聞きたがらず、一人で泣きながら頑張っていました。特に算数。
本が好きだから国語は基本的に大好きなんです。書いたりするのも好きだし、オプションで記述力の講座まで自ら望んで受けていたりしていました。
理科・社会も身近な話題もあったりするし、授業が面白くて知識が増えていくのも好きなみたいでした。さすが塾の先生はきっと上手に教えてくれるようで羨ましくも思ったくらいです。
算数。。。算数はテストの点数が取れなさすぎて電話がかかってきたり、本人が直接呼び出されたりすることもちらほら。。
本人もやっても出来ないからってやらなくなってきてたりして、ますますわからなくなっていったり。先生が出してくれた課題も全く手をつけていないことがわかったりして、私も心配になったりしたのですが、本人に任せるしかないと。。。最後の一年は、さーちゃんなりにしっかりバランスを考えて勉強を頑張り、志望校別特訓なども積極的に受けていました。
そんな感じで過ぎていった受験準備の中迎えた入試日。
1月にお試し埼玉を受けました。
パパと車で行って、入試も楽しかったって帰ってきました。
本人ももう疲れたみたいで、やっとゴールが見えてきたって実感が湧いたみたいです。
その半月後の本命本番でも、特に緊張することもなく楽しそうにしていました。待っていた日がやっと来たんだなって。こうやって自分の力を試すことを楽しめるって、きっとチャレンジしてよかったんだなってつくづく思いました。
東京の学校の受験が続く予定だったのでホテルをとって二人でホテル暮らしをしたのですが、なんだか現実離れした不思議な時間でした。
結果、無事に第一志望に合格することが出来ました!その学校を選んだことも、大変でも途中で諦めなかったここまでの道のりも、自分で掴み取った結果です。おめでとう!!
でもゴールではなくて夢への第一歩です。更に自分の力で未来を作っていくことになるだろうと思うけど、きっと合格に向けて頑張ってきたことが自信になっているはず!
お正月に合格祈願のお詣りに行った湯島天神にもお礼参りに行かないと。